自然由来の素材そのものが持つ性能を活かした
オール漆喰リノベーション
HOUSE TREATMENTでは住まいの内装仕上げに漆喰を用います。
漆喰は古くから建築資材として活用され、日本に限らず世界中で広く
使用される非常にポピュラーな素材です。
様々な環境に使用できる汎用性の高さと、性能の高さが最大の特徴で
四季のある日本でも長く愛されてきた素材です。
一方で左官の技術が必要で、施工を敬遠する施工業者も多いことから
お食事処や老舗旅館などでは目にしても、個人宅で目にする機会は
徐々に減ってきていました。
そんな中、様々な研究機関によって漆喰の持つ性能がより科学的に
明らかになり、再び注目を集めている漆喰。
HOUSE TREATMENTは長年漆喰を扱ってきた経験から、そんな漆喰による
リノベーションを自信を持ってお勧めしています。
漆喰の主原料の消石灰は石灰岩という岩です。
それを壁や天井に塗布する時にクロスなどで使用するボンドは
一切使用しません。漆喰は自身で空気中の二酸化炭素と化学
反応を起こして凝固する特性を持つため、シックハウスなどの
原因となるVOC(揮発性有機化合物)を放出することがない
非常にクリーンな素材です。
漆喰は微細な多孔質な素材であることから、その穴に空気中の水分(湿気)や有機物を吸着させます。そのため、多湿状態であれば湿気を吸収し、乾燥状態であればため込んだ湿気を放出します。実際に、お住まいの中で最も湿度が高くなる水廻りを
漆喰で覆うことで、鏡が湯気で曇ることが無くなるほど、その吸収性と即効性が高い事が特徴です。
また、漆喰は強アルカリ性の素材であることから、カビの元などの有機物の殺菌能力があり、消臭効果も確認されています。
さらに鳥インフルエンザの不活性化のために消石灰が使用されていたり、2020年には長崎大学により、新型コロナウイルスを99%不活性化する研究結果が発表されています。
これらの調湿作用や抗菌(殺菌)作用により、漆喰に囲まれた空間は、正に浄化された空気環境であり、疾患があったり、抵抗力の弱い赤ちゃんにも優しい素材なのです。
漆喰は不燃材料として国土交通大臣認定を取得しています。
そもそも石灰岩は岩のため燃えることがなく、火に触れても
有毒ガスも発生しない特徴があります。
そのため古くから、お城や蔵などの建築物に積極的に使用さ
れてきたのです。
漆喰には微細な表面の凹凸があり、仕上げの塗り方によって
微妙な陰影を出せたりするなど、独特な光の反射をすることで
風合いや質感を楽しむことができ、飽きの来ないインテリア
に仕上げることができます。
また、メンテナンスも非常に簡単で、簡単な汚れであれば
消しゴムで消したり、表面を薄く紙ヤスリで削るだけで綺麗に
元通りにすることができます。大きなシミであっても、表面を
薄めた漆喰をローラーで塗り直せば簡単に修復が可能です。
さらに静電気の発生を抑えることから、ホコリが定着せず、
お掃除がしやすい素材です。
HOUSE TREATMENTのお住まいでは独自で開発した「鎌倉漆喰®」
を使用します。長年湘南を中心に住まい作りに携わってきた
からこそ、地域の気候や環境に合わせた独自配合を研究し、
漆喰のもつ特性を損なうことなく、よりメンテナンスし易い
漆喰を開発しました。お住まいになられた後や、DIYなど、
シーンを選ばず使用することができます。
HOUSE TREATMENTのリノベーションコンセプトを体感できるショールームが神奈川県藤沢市にございます。
実際の空気環境の良さや、空間の心地よさなど五感で体感いただける施設になっていますので、お住み替えのご相談や
リノベーションプランニングのご相談などお気軽にお越しください。